2004年03月01日

電子工作の化学知識?

 最近また自作電子回路に自作のプリント基板を使うようになりました。例によってサンハヤトの製品使いまくりなんですが、プリント基板製作に使用した薬品の処理、みなさんどうしてますか?
 エッチングに使う塩化第二鉄(FeCl3)溶液のほうは、サンハヤトのエッチング液を買うと廃液処理剤がいっしょについてきます。この廃液処理剤、昔は白い粉1袋だけで、しかも植木鉢などを使ってウェスで濾過などどかなり面倒くさい手順だったんですが、今はそれに加えて鉄粉も廃液処理剤として入っていまして、マニュアルに目を通した限りでは、以前よりもずっとやりやすそうな感じです。まだ使えるかなと思って処理はしてないんですが、どうなることやら。
※廃液処理の詳細
(1)廃液に鉄粉投入→イオン化傾向の差で鉄を反応させ銅を析出(溶けている銅イオンが排出規制にひっかかるそうだ)
CuCl2+Fe→FeCl2+Cu↓
(2)そこに水酸化カルシウム(廃液処理剤Bの正体)を投入
FeCl2+Ca(OH)2→Fe(OH)2+CaCl2
(3)最後にセメントを投入して水分を吸収→一般廃棄物として処分可となる
なお、添付の廃液処理説明書には、萌えなイラスト(萌え度はたいしたことないが)もあり(笑)。
(2004/03/03追加:ほれ写真(笑)。萌えってほどでもないぞ(汗))
IMG_0001.JPG

 これに対してポジ感光基板の現像に使う現像剤。以前は廃液の処理方法なんて全然わからなかったんですが、最近は現像剤の袋に記載がありまして、「食酢を混合して中和して濾過」だそうだ。まぁミツカンの穀物酢なら500mlや900mlのびん入りのが安く売ってるわけだが…廃液処理に食酢というのもなんかひっかかるので、薬局で酢酸を買ってきました。もちろん買う前に、ホントに酢酸でちゃんと処理できるのかという心配があったので、足りない化学知識をウェブの情報で補いつつ検討してみました。
現像剤の成分は、製品の袋には「メタ珪酸塩」と書いてありますが、ウェブ検索してもいまいちわからなかったので、サンハヤトの製品カタログ見てみますと、「メタケイ酸ソーダ」と書いてあったりします。っつーことは現像剤はNa2OSiO2なわけか…肝心の溶かされる方(感光剤)の物質がわからんが、現像剤のみに着目して考えてみました。
Na2OSiO2・H2O(水に溶かした現像剤)+CH3COOH(酢酸)→2(NaHCO3)+Si+2(H2)↑
NaHCO3は炭酸水素ナトリウム(いわゆる重曹)なわけですが…これで合ってるのかなあ?教えて化学のえらい人(苦笑)。
 それにしても昨日やってみたらさすがは30%酢酸水溶液だわ(笑)。食酢の場合で現像液廃液とほぼ同量を混合(と袋に書いてある)なんだが、30%酢酸だと正確なところはよくわからなかったが廃液6に対して酢酸1でよさそうな感じ。これが氷酢酸(純度90%以上の酢酸。常温でも寒い日などに氷結するのでこう呼ばれる)だったらどうなってたことやら(汗)。しかしさすがは「酢」酸だな。酢臭い(苦笑)。

投稿者 jun : 2004年03月01日 23:14 | トラックバック(0)
コメント

もえないらすとあっぴしれ----

Posted by: なす : 2004年03月02日 07:03
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